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ガバナンス

私たちは、企業として健全な発展を続けながら、社会のサステナビリティ実現に寄与するために、ガバナンスの充実に取り組んでいます。コンプライアンス委員会、指名・報酬委員会、サステナブル委員会などを設置し、2022年1月には監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行いたしました。取締役会の監査・監督機能の強化と業務執行の意思決定の迅速化を図り、コーポレート・ガバナンスの一層の充実に努めています。

コーポレート・ガバナンス体制

コーポレート・ガバナンス体制図

サステナブル委員会体制図

取締役会のスキル・マトリックス

各取締役(監査等委員である取締役を含む。)の専門性と経験はこちら(PDF:12ページ目)からご確認いただけます。

取締役会の実効性に関する評価

取締役会の実効性に関する評価

当社グループは、年に1回、取締役会の実効性について評価しています。そのプロセスは、全取締役が調査票を基に取締役会の構成・運営・体制などに関する自己評価を行い、その結果に基づき、取締役会にて意見交換の実施や改善を進めています。

実効性評価の調査の項目

  • 取締役会の構成に関する質問
  • 取締役会の運営に関する質問
  • 取締役会の議題に関する質問
  • 取締役会を支える体制に関する質問

実効性評価の結果の概要及び今後の取り組み

2023年10月期における実効性評価の結果、当社の取締役会は有効に機能していると判断しております。当社の取締役会では活発な審議が行われており、また、それに関連する情報提供も十分に行われていることが確認されました。
一方、取締役会の構成について社外取締役の割合、ジェンダーや国際性など多様性の確保についても、重要な課題と認識しております。これらの課題については、引き続き取締役会で議論を重ね、一層のガバナンス体制強化に努めてまいります。

指名・報酬

当社グループは取締役会の任意の諮問機関として、独立社外取締役を過半数とする「指名・報酬委員会」を設置しております。
取締役の指名については指名・報酬委員会の答申を得た上で取締役会において内容を決定しており、取締役の報酬については取締役会で定めた方針に従い指名・報酬委員会で決定しております。

コンプライアンス

全役員・従業員がさまざまな法律や公的制度に適切に対応し業務を遂行できるよう、コンプライアンス委員会を設置。コンプライアンス体制の充実に取り組んでいます。

〈取り組み事例〉

  • ・コンプライアンス委員会の設置(月1回会議を実施)
  • ・従業員のコンプライアンス意識向上のため研修・勉強会を実施
  • ・問題の予防・防止を目的とした問題事例の共有体制づくり
  • ・従業員が通報・相談できる社内相談窓口の設置
  • ・「個人情報の保護に関する基本方針」など各種規定の策定と対応

品質管理

神戸物産グループ全体の規範として「神戸物産グループの品質方針」を制定。2015年4月より品質保証部を設け、商品の安全と品質確認のために独自検査を実施しています。入港した全コンテナから商品をランダムに抜き取り、微生物・理化学検査や官能検査を行っています。法令遵守にとどまらない独自の社内基準をもとに、原材料調達、製造、流通、販売という全過程において品質管理を徹底することで、安全で高品質な商品の提供に努めています。
また、お客様相談窓口に寄せられた内容をもとに商品検証を実施するなど、お客様の声を反映できる体制を構築しています。

神戸物産グループの品質方針